行事

  • 春

    春の特別拝観 Ⅰ期

    2017年 3月17日(金)〜20日(月・祝)(4日間)
    午前9時30分〜午後4時30分
    拝観料
    大人(高校生以上) 500円
    中学生 300円
    小学生 200円


    春の特別拝観 Ⅰ期は、無事に終了いたしました。参詣いただきました多くの皆様、厚く御礼申し上げます。今後も特別拝観を予定しております。ぜひ、ご参詣くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

    「彼岸」とは雑節の一つで、春分や秋分の日が昼夜が半分ずつに正しく分かたれた中正中道の日とされています。この事から「彼岸」は、涅槃の悟りを開く仏歓喜日や法悦感謝の日として選ばれ、日本各地においては、聖徳太子の時代より、彼岸の日に先祖供養の法要・法事を行うようになりました。これを「彼岸会」と呼びます。六道珍皇寺では、3月17日から20日の期間において、特別拝観を行ないます。

    お彼岸のイメージ
    ◆ 特別拝観内容

    春の特別拝観 Ⅰ期では、美人画の巨匠 上村松園画伯の「多から舩」と、 明治期の洋画家・画僧であります田村月樵(田村宗立)の「文殊菩薩画」を初公開いたします。
    また、堂本印象画伯の「鷺図」等の公開や、江戸時代(元禄二年)法橋院達作の小野篁像、重要文化財であります「薬師如来像」、小野篁卿の「冥途通いの井戸」と「黄泉がえりの井戸」を公開いたします。

    ◆ 御朱印の授与

    今回は特別に、紺紙金泥にて当寺本尊である「薬師如来」、小野篁卿の化身仏とも称される「文殊菩薩」の2種類と、本尊が瑠璃光如来とも称されることに因み、藍金泥(ブルーメタリック)の「医王殿」の御朱印もご拝観なされたお方様にのみ授与させていただきます。
    ※御朱印は「春の特別拝観」の拝観者のみへの授与となります。

    当寺に縁の深い小野篁卿は文人官僚で、白楽天に匹敵する漢籍と、王羲之に匹敵する能筆家であるなど、博学多才の人であったとされます。その才は文殊菩薩の化身とも称されており、この度、紺紙金泥による文殊菩薩の御朱印授与となりました。
    文殊菩薩は、智慧を司る菩薩で、妙吉祥菩薩(みょうきっしょうぼさつ)とも呼ばれます。文殊菩薩の「文殊」は「文殊師利(もんじゅしり)」の略称で、普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍をつとめ、獅子の背の乗り、右手に智慧を象徴する利剣(宝剣)、左手に経典を乗せた青蓮華を持つとされております。
    一般的な知恵(頭の良さや知識が優れること)の象徴ともなり、これがことわざの「三人寄れば文殊の智恵」の元となりました。

    ◆ 朱印帳墨書の授与

    本尊「薬師如来」「医王殿」の墨書を、御朱印帳に授与させていただきます。

    六道珍皇寺の御本尊である薬師如来(重文)は、正式には「薬師瑠璃光如来」と言い、東方極楽浄土に座している如来と伝えられています。右手は施無畏印を組み、左手には如来の中でも唯一、薬壷(やっこ)という法具を持っています。
    病気を平癒し、身心の健康を守ってくださる現世利益の仏様である事から「大医王仏」という名前でも有名です。この大医王仏をお祀りするお堂を古くから「医王殿」と申します。
    本尊墨書「薬師如来」「医王殿」の御朱印
    ◆ 御朱印帳の授与
    朱印帳


    期間中は「六道珍皇寺オリジナル朱印帳」を授与いたします。
    当寺を代表するものとして、熊野観心十界図を背景として、小野篁卿を表紙にしたものと、閻魔大王を表紙に誂えたものの2種類がございます。


  • 拝観案内 京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595 TEL・FAX 075-561-4129
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